ブロンザイトの意味
ブロンザイトはエンスタタイト(頑火輝石)の一種で、鉄分が10%~30%含まれるものをいいます。この鉄分の割合が30%を超えるとハイパーシーン(紫蘇輝石)となります。ブロンザイトとハイパーシーンは見た目こそ違いますが、非常に似た組成を持った同じ種類の石なのです。和名は古銅輝石、古銅石などと呼ばれます。
ブロンザイトは焦げ茶色の地色の一見地味な石ですが、カボションカット(丸い山形に研磨するカット)を施すと光を受けたときに石の内部のインクルージョンがキラキラと黄金色に輝きます。また、イリデッセンス(遊色効果)を持っており、石の内部構造に起因する光の干渉で、石の表面に虹のような輝きが浮かびます。
それほど高価な石ではありませんが、他の石に比べると比較的産出量・流通量ともに少なく、非常にレアな石だといえます。欠けやすい性質があるため、アクセサリーや宝飾品としてよりもコレクターズアイテムとされることのほうが多いようです。